Ambivalence

約10年ぶりにブログを開設。日常や小話ができたらいいなと思っています。

思春期にハマったオンラインゲーム「アミーゴ・アミーガ」について語りたい

こんにちは。

 

思春期に少年から大人に変わる~という頃に私は、これほどまでにハマったことがない、これ以上に匹敵するゲームはないと思っているゲームがありました。

 

その名も「アミーゴ・アミーガ」というゲームです。

モノと旅するMMORPGですね。

2009年6月24日に終了したゲームでございます。

 

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戦闘画面

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世界観

12歳当時の僕、

もし、モノに命が宿ったら、どういう世界になるんだろう?」という今考えるととても中二病こじらせたことを考えておりました。

 

そして”当時は”本をたくさん読んでおり、他の子供と比べたら文章力が比較的高かった私、ついには連続小説を書きだしてました。

 

主人公は私の消しゴムくんです。(MONOです。)

その小説を見せたくて仕方なかった僕は友達に見せたら何故か私の周りは小説書くブームが起きてました。タイトルは安直にも

消しゴムくんの大冒険です。

 

あらすじ

消しゴムくんの主(僕です。)がたまたま消しゴムやらなんやらを制服の上着ポケットに、入れたままお昼休みに校庭で結構ハードな鬼ごっこをしたら文具たちが落下。主は気づかず、彼らはまず、主の教室に向かうーーーー。

 

ちなみに2期まで作られてました。校庭~私のいた教室編が第1期、教室離脱~自宅まで第2期。何故2期があるかと言うと、文具のパーティ達、主の卒業までに着けなかったんです。教室に。恐らく今の語彙で書くなら

 

ー「文具パーティ一行が、主が居る非常に大きな教室に着いた時、その時、彼らは認識したのである。黒板に掛かった手製の花や、 華やかな雰囲気を醸し出す教室。祝!卒業の文字。窓から見える桜。…彼らは間に合わなかったのである。」ー

 

うっわ恥ずかしい死にたい

 

小学校6年生にしてはかなり壮大なストーリーだったと思います。ちなみにこの物語の構想を得たのはパワーストーンを買ったんですが、昼休みに持ち歩いて鬼ごっこしたら落として無くしたことがきっかけです。綺麗にそれを文具にすり替えてます。12歳の自分のクリエイティブさに脱帽。

聖地巡礼してもいいですよ?

 

そういう0から1を生み出すようなクリエイティブなことができるのも小学生のころの強みなのでしょうか。

 

大人になってもその創造する力を持っている人、うらやましいな。小っ恥ずかしくて出来なくなっちゃった。

 

はい、そして13歳のころです。その当時は割と人気だったハンゲームというサイトを用いて、いろいろなゲームを漁っていたころ、ふと、目についたゲームがありました。

 

それが、上記の「アミーゴ・アミーガ」です。

モノに命が宿った世界。アミーゴ=友達という意で用いられておりました。

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その時の私には、頭で描いていた世界が実現されている!!!とひたすらに喜んでゲームをしていたと思います。

 

その時出会った方々、元気ですか?

なんとか水路を実装直後にドラゴンをレンジャーでソロ討伐した羅偉霧ちゃんですよ~~~~~

当時中2こじらせてたから名前がお恥ずかしい名前です。

 

何が面白かったというと

 

1.思い描いていた世界観がゲームの世界になっていること。

モノ+動物という組み合わせ、そしてポップな絵本のような絵柄。とても素敵でした。あと地味に自身の使うキャラの設定結構いじり回せましたよね。男女それぞれ体形に合わせて20種類ぐらいあったような。その時思い描いてた世界が実現していたからこそ、もうアミーゴ・アミーガに会えたのは運命なんだ!!と当時は信じてました。

2.MMORPG、オンラインゲームで他の人と接することができること。

これはゲームに直接関係ありませんが、当時の僕は知らないネットの人とおしゃべりできることに感動をとてつもなく覚えてました。

3.割と単純なゲーム性だったこと

選択する職業も3種類。上位職なし。スキルも5,6種しかなかったため、かなり単純な感じだったと思います。レベルが上がるとステータスポイントを振り分けるタイプです。スキルはクエストで取得していました。確か。そしてスキル上げに使用する古銭と呼ばれるアイテムがまた超稀有なアイテムでかなりきつかったような覚えがあります。時間さえかければそれなりの強さを叩き出せます。課金もそこまできつい感じではありませんでした。

 

細分化すると私の思っていた面白さってこういう感じかな?BGMとかももちろん良いんですよ。ストーリーもある程度良かった気がする。ボスとかになるキャラはいわゆる捨てられたモノ達の集合体であることがほとんどだった気がします。そのボスたちも憎めない論理を展開していた気がします。捨てられたから復讐するんだ!のような。

 

 

www.nicovideo.jp

ちなみに私はサンダナの村という雪の村のBGMがお気に入りで村の雪の結晶のオブジェの前でBGMを聞くのがお気に入りでした。曲を聴くと、寒い村だが、人はとても暖かいような雰囲気を感じることのできるBGMです。

 

 

お子様向きといわれてる評価が多いのですが当時お子様だった僕はとても楽しかったですよ。

 

そして顔も知らないほかの人とチャットできるという楽しさ。13歳にしてそれをとても楽しんでたように思います。

 

急激に過疎化が始まったアプデが多々あったのが非常にもったいないと感じるゲームです。

 

・放置対策による強襲してくるボスエネミーの実装(しかもめっちゃ強い。初期は意味わからんぐらい強い。さすがにクレームきてやや下方修正したがそれでも強かったような。そこから過疎化が進み、アミーゴ・アミーガ冬の時代とか当時は言ってました。)

実はこの当時アミーゴたちと一緒に戦う上でかなり留意しなきゃいけないのがアミーゴたちには信頼度というパラメータが存在していて、信頼度の上下でステータスが変わっていました。最高評価の「心が通じ合っている」状態にするためにはアミーゴを一度もHP0にしないで、戦闘回数をかなり重ねないといけなかったのです。ゆえに、強襲してくるボスによって本人、アミーゴともに壊滅し、努力を無碍にされる事態が起きたわけですね。

 

大型アップデートによる種々の仕様変更

・レベリングの変更

初期のころはあるレベルにだけ壁という経験値を大量に要るレベルが存在していたのが徐々に増大化するスタイルに変更。また、自身のレベルより大幅に低いモンスターからは経験値を取得できない仕様に変わった気がします。それのせいで従来まで使っていたレベリングの場所が使えなくなった。(岬とか海岸とか、あったよね)というよくわからん事態が発生してます。

・メインクエストの助っ人キャラが何故か性転換

きっとキモータを取り込もうとしようとしたんでしょうけど、既存ユーザーからしたらその人は男なのに急に女になるのわけわからないでしょう。私もわかりませんでした。ナゼッタって誰だよ。私のメインクエストずっとナゼットニキだよ。馬鹿野郎。ちなみに職業選択の時に出てくる人はオネエでした。衝撃的ですね。

 

その他もろもろありましたが、パッと覚えてるのがこれだけだ。

もう10年ですよ。

 

私からすると素体はいいゲームなのに・・・本当にもったいなかったな。と思ってます。

 

そしてサービス終了が決定してドタバタとメインクエストも終わったと聞いたのですがその最後を私は見れていません。

 

サービス終わるころには私高校1年生でいろいろ追われててなかなかログインできなかったんですよね。熱も冷めていましたしね。まさかサービス終了して10年経っても深く考えることがあるとは。無くなってからその大切さを知るんですよね。

 

最後を見れていないからこそ未練が残っているかもしれないです。

 

 

だから実際のところ、5つ目の村(ポソという砂漠の村です)以降あまり知らないんです。実は。

 

ポソ以降に石の村はあったの!?!?!?誰かアミーゴ・アミーガを調べてこのブログヒットしたらコメントでいいので教えてください。頼みます。

 

そして、私が切実に願っているのはアミーゴ・アミーガが復活することです。10年たった今でも時々夢に出てくるのでそれだけ深く刻み込まれているゲームなんですよね。

 

ソシャゲで復活せんかな。また、会いたいな。

 

ちなみに復活希望の投票ができるサイト、あるらしいです→復活してほしいオンラインゲームは何ですか? | 無料ゲーム カバ

2019年2月25日現在、22位にいますので、もし、プレイしていなくても、面白そうだなと思ったら投票をば…!

 

 

誰かゲーム化できる人、私が説明しに行くから作ってほしい!!ってぐらいの熱量があります。このゲームに関しては。ホンマに。

 

熱が篭もりすぎた・・・。でもそれぐらい私の思春期に費やしたゲームだという事なのです。

これやりすぎて中2の時不登校なってましたからね~~~wwやりすぎ~~ww

 

これがまた悔しいことなんですが、当時アミーゴ・アミーガをやっていた人たちがプレイに関するブログを書いていたのがcururuというブログサイトがメインだったので、そのcururuがサービス終了してしまったので、今じゃプレイのブログすら見れないという回顧することすらやや困難な状況なのです。アラサー悲しいです。

 

何某かのゲーム会社さん、ソシャゲのベース案としていかがでしょうか????????

ハッテン場に行ったお話。

 

組合員という意味がこの記事で分かるでしょう。

リア友に「ハッテン場行ったんならレポートしてよ~」と言われたので、書いてみます

 

組合員=ゲイのことです。

さて、私、関西に住んでいるのですが、あまりに田舎の所に住んでいるため、そもそも人がいない。(私は勝手にホモディストピアと名付けているが)

 

大学時代から+20kg、顔がもともとホモ受け悪めだったのに、ディストピアでは全く相手にされない。

 

そこで思い立ったのですよ、私。

ーそうだ、有料ハッテン場に行こう。

そうだ、京都行こう。のノリですよほんと。似非関西人ノリでプチ旅行しがち。

 

私の住んでいる最寄りの有料ハッテン場と言えば大阪にしかないので、片道2時間掛けて行ってきましたよ。全く。(これで誰ともスケベ出来なかったらほんと無念の極みですよね。何の自信があって向かったんだろう。多分性欲で動いてました。)

 

お世話になったハッテン場は大阪のゲイタウン堂山町にあるこちら

北欧館です。私も名前だけは知っています。(ここに着くまで梅田でうろちょろ迷ってたのは秘密だゾ☆)

 

大学時代、福岡の有料ハッテン場にお世話になってたので、そちらと対比させて書ければいいなと思います。

 

まず、入口で10円で靴を入れるコインロッカー的なところに靴を入れます。(語彙不足)

 んで受付。宿泊なのか、夜12時にチェックアウトするのか決めて券を購入して、受付に持っていきます。ヤング割決め込んだので、多分見た目アラサーなので免許証見せて、靴の鍵と脱衣場の鍵を交換、中での服を渡されます。この時に苗字聞かれるのビックリしました。

 

福岡ではサッと金を払って脱衣場の鍵を渡され靴をビニールに入れパッと行くので、しっかりしたとこやなあ~と感激しながら。

 

んで、お着替えです。

バスタオル、小タオル、ガウン(っていうのかな?正式名出てこないです。)があるので、大体の人はバスタオル腰に巻いてうろちょろしてます。私もそれに倣ってそうしてうろちょろしてました。

 

福岡でお世話になってたところでは曜日ごとに様々な装いを求められてたので、ここ固定なんや…と。(下着、競パン、バスタオル、etc)

内部構造は面白い感じでした。

 

B1F ブルーゾーン(39歳以下がスケベするところフロントでナンバー聞かないと開けられない。日によってナンバー変えてるっぽい?私がおる間に1回変更かかったので)

 

1F フロント、脱衣場、食堂(午前2時まで使用可能)

 

2F シアタールーム、読書ルーム、仮眠部屋、風呂、お尻洗うとこもある。

 

3F ハッテン場。(別のブログで魔境と書かれてた。)

 

4F 個室(予め予約しておかないと入れないタイプ5F同様。お金をさらに払って取れるらしい。)

 

5F 個室

 

6F スカイゾーン(B1F同様)

スカイなのに緑色って・・・笑 

 

福岡のハッテン場よりだいぶ広い。面白すぎてB1F.3F.6Fをうろちょろしてました。

 

まぁもともと体型も中途半端、顔も受けが悪い、バリウケともなるとあまり需要がないため、ほんとゴミみたいなウケの悪さでしたね。ブルーゾーンではてんでダメ。スケベしたいから好みのタチ様にボディタッチしても手を叩かれたり拒否反応…悔し……

 

ホモの体型、顔のヒエラルキー低めの私にはつらいことつらいこと。

 

いやそれでも私はスケベしたいんじゃ。とうろちょろしてたのですが、ここで気づきます。

(ここ、もしかしてゴムとローション持参するスタイル?)

 

ここは憶測を完全に誤りました。福岡のハッテン場では個室にローションとゴムが置いてあるので金とスケベな下着履いておけばそれで良かったのにここは持参かーーー!!!と。フロントで買えますけどもうめんどくさかった。

 

ブルーゾーンでは目の保養にしかならないので、以前情報収集していた魔境という3Fに行きました。

(あらあら…これは確かに…)

とはなりました。でも言うほど魔境でもなかった(タイプ広めアラサーです。)

 

そこで1人私にちょっかいかけてくるええ感じの男性。スケベしようとしたのですが、ローションとゴム持ってないので彼を果てさせて終了。

 

187cmで31歳だったのでブルーゾーン入れるやん!わざわざ3階におらんでも…!って言って6Fのスカイゾーンでスケベしました。彼は終電あるためすぐ帰りました。悔しい。連絡先聞いておけばよかった。

 

でかかったし。色々。抱きついた時胸に頭が収まるの良かったです。

さて、まだ私は2019年処女だぞ~!と思いながら、(もはや持参できてない時点で諦めてたけど)

 

魔境と言われる3Fでも相手にされないことされないこと。

もうね、ブルーゾーンで寝っ転がって寝待ちしたり、してたけど結局3Fの大部屋で寝待ちしましたよ。ホモ受け悪い私、3Fの大部屋でも安心して寝れる。と思ったけど結構ちょっかいかけられましたね。

 

タチが途中で辞めるのがもどかしかったけどアレかね?いけるって思ったけどスケベしてみてダメだわってなったやつ?それ悲しいね。なんか。

 

途中寝てたらそこそこマッチョなおじさんに果てさせられたんですよね。抵抗しようとしたら脚も手も固定されて。笑

 

めっちゃ上手かったです。

果ててしまい少し冷めた私、もはや眠くなってきたので寝てました。隣でスケベしてる人おるのに寝れる私の神経の図太さはなかなかだと思ってます。深くは寝れないですけど。

 

布団の隣でウケの人が寝てたんだけど、その人と仲良くなったの楽しかった。めっちゃガタイ良くて思わずバリウケなのに攻めちゃった((´>ω∂`))その場限りだし、少し寂しいなぁと。思いながら、割り切れない私、糞である。

 

まぁ結局そういう途中で止まるスケベ含めたら合計6人にちょっかいかけられました。(全部バニラです。)

 

総括としては楽しかったです。また行こうっと。

 

 

福岡ハッテン場と違うなぁと感じたのは、大阪はみんなハッテン場でぺちゃくちゃ喋ってる人多いですね。雰囲気がピリッとしてないです。

 

あと福岡ハッテン場脱衣場にコンセント置いてあったから、みんなそこでスマホ充電していたんですけど、大阪は予約個室にしか置いてないみたい。モバイルバッテリーは必須だと思います。

 

あとぶつかった時とか「すんません…」みたいに対応する人多いなぁと。あとは部屋が広いからかもしれないけど合体してる人少ない気がした。バニラ派多いのかしら?そんなことない?

 

北欧館さんありがとうございました。

 

 

最後に

ローションとゴムは持参しようね…!!!

ウケとタチの鍵の位置は結局どっちだったんだ…???(福岡では左手首がウケだったからそっちに巻いてたけど。多分合ってるのかな?明記されてませんでした。)

また行こうっと。フットワーク重いから多分そんな頻繁には行かないですけど。

恋人出来たら行く必要無くなるのに…!!!くっ…!!、!

 

では。 

 

やっぱりはてなブログが落ち着くかもしれないという話

みなさんこんばんは。

お久しぶりです。実はやっぱりブログ書きだそうと思っていたのですが、noteで書いていました暫く。

なのでそこからの引用記事を持ってきているのが、「私の職場はブラック部署」という話です。ほかにも数記事書いてるので、ハッテン場口コミなど。それを推敲して投稿しようと思います。笑

 

決して、パクリではないです。ええ、決して。

 

 

noteもよかったんですけど、やはり私の中でははてなブログが何となく収まりが良い気がしました。

 

noteの手軽さは確かに良いと思うが、多少面倒であってもブログっぽいような形を取って文字をわちゃわちゃさせたりするの、何気に楽しいと思いました。

 

あと私のリアルお友達の人ははてなブログ使用者が多いのももう一度再開させようと思った理由でもありますね。

 

しかし書くことが沸かないのはきっとリアル生活度充実度欠乏によるものだと私は考えております。

 

ブラック部署のせいで、神経摩耗して適応障害みたいになってしまったからね、仕方ないよね。何もやる気が起きないよ僕は。

 

そしてパパっと思いつきで文章書いてるからほんとに駄文ですね。笑

 

文章力を分けてもらいにブログ購読して語彙増やすぞ~~~。

 

ではでは。

ブログタイトルの由来

こんばんは。

用事を済ませて遅めの昼食を取ってからの帰宅です。

ジョ〇フルはいいぞ。

 

実は転職のはざま期間(前職で有給で転職先の初出勤がまだ)なので、クソ暇です。

なのでまた更新します。

転職トークの話はまた別の記事にするとして、、、

 

今日はタイトルにもあったAmbivalence(アンビバレンス)の由来になった記事の話をしようと思います。結構長くなりました。すみません。

 

 

withnews.jp

 

上記の記事について色々思ったことを述べれたらなって思います。

この記事自体はゲイ男性と取材陣の1対1の対話をト書き含めて書いている記事です。Aさんと記述されているので、私も同様にAさんと書くことにします。そして最初に読んだとき思ったことも語ることができたらと思います。

そして以下からは私のコメントには色文字をつけていきますね。

 

>「理解とか差別解消とか、あきらめている部分が強いんですよね」

>Aさんは、ゆっくり考えながら、口を開きます。
>物静かなたたずまいで、視線を落としながら、淡々と。

>「なんでしょうね。小学生、中学生の頃からの偏見や攻撃の積み重ねです。『ホモ』『オカマ』みたいな。子どもって残酷じゃないですか。そういう体験を原動力にして世の中を変えようとする人は、NPO活動とかになるんでしょうけど、もう、疲れているから」

 

小中の頃にそういうこと言ってくる人って多いですよね。私もそのタイプです。

スポーツが破滅的にできないのを見兼ねた親がピアノを始めさせたんですが、ピアノをやってる男子って周りにはおらず、女子がピアノを習うものという固定概念が私の周りにありました。その世界でのジェンダーとでも言うんでしょうか。「男なのにピアノ習ってるとかオカマかよ~!!」残酷ですね。

私も最初こそムキになっていましたが、やたら精神の成長が早かったのか小学の高学年頃にはいちいち対応するのも疲れて、好きに言ってくれ。って感じでした。

 

 

>「取材を受けるにあたって、周り(のゲイの人たち)にも聞いてみたんですけど、『普通の人間として扱ってほしい』とも『結婚できない不都合を解消したい』とも、思っていないんですよね。ありていに言うと、『放っておいてほしい』でした」

>私は今まで、何度かセクシュアルマイノリティの取材をしたことがあります。ゲイ男性に会う度に「メディアに出て活動するのは、ごく一部。多くのゲイは、冷めた目で見ている」と、釘を刺されます。

>そういう人たちは、同性パートナーシップ証明も、レインボーパレードも、喜んでいない、と。差別的だと批判を浴びたフジテレビの「保毛尾田保毛男」騒動さえ、「注目を集めること自体が、迷惑」。

 

私もLGBTのパレードに関しても、批判的な目で見ていました。

正直そのパレードの近くにいるノンケの方々も奇異の目で見てる人もいるでしょうし、放っておいてくれよ…と。

「保毛尾田保毛男」騒動も、ポリティカルコレクトネス?でしたっけ。うるさいなあヤイヤイ騒ぐな。って思ってました。

 

実際そのような理解促進の活動を続ける人がいることで同性パートナーシップ制度、何れは同性婚の制度が出来上がればいいな、(私はしないけど。)というような非常に人任せな考えです。(笑)

ほんとひで

 

>「当事者のなかで、『じゃあ闘ってやろう』という人は、少ないと思いますよ。僕は周囲には比較的オープンにしている方ですけど、穏やかな差別をしてくる人はずっといるし」
>穏やかな差別とは、たとえば、仲良くもないのにセックスのことをあれこれ聞かれたり、男性から「俺のことを好きになるなよ」と言われたりすること。どちらも、異性を愛する人には、うかつに言わない言葉です。言うと相手に怒られます。なのに、同性愛者には、言ってしまう。
>「そういう偏見って、小さな自己否定を重ねられているのと同じなので。積み重なっていくと、そこに屈してしまうじゃないけど、もうあきらめてしまう」

 

転職を控えて、同僚上司が仕事を振らなくなり暇になった時にこの記事を見つけたのですが、思わず小声で(あ~~~~~~~~~~)ってなりました。言われていて適当に流していたせいか気づきもしなかった。

サボっててほんとすみません。(笑)

大学内ではカミングアウトしまくってるオープンホモなんですが(職場では言ってません。)、そういうチクっときた発言を穏やかな差別っていうんですね~なるほど~~。となりました。

 

  • 言葉の限界


>「うーん……。全部を理解してもらうのって、無理なんだなって。育ってきた環境が違いすぎて、もうどこまでいっても、言葉で理解してもらうのは限界があるなあって思っちゃって」

 

Aさんの友人が泊まりに行ったらセックスはなしね。と釘刺されたエピソード。そんな気もないのに。という感じのエピソードからの上記のセリフ。

私も時々Twitterでオフ会なんぞしていた時代とかもあったんですが、男の方に「襲うなよ」みたいなこと言われたこともあったんですが、私も煽り耐性が低いもので、「じゃあ君は女性と会った時にどストライクの人間をいきなり襲ってレイプするのか?しないだろうホモは同性がたまたま好きなだけで、根幹は何ら変わりなく人間だぞ」とマジレスしちゃったことがあります。記憶はあやふやなので大体こんな旨を伝えた感じですね。申し訳ないなあと思っています。だって各々、それの理解には限界があるんですから。

 

>「とはいえ、僕も揺れてはいるんです。わかってほしいという気持ちと、あきらめている気持ちと」

 

いやAさんと付き合いたいぐらいの共感ポイント発動ですよ(笑)

あ~~~~~~~~~~~しか言えなかったです。

 

>「僕のアイデンティティのすべてを『ゲイであること』が覆ってしまうのは嫌です。自分を構成する要素はもっとたくさんあるのに」

>神奈川県出身とか、文章を書くのが好きとか、「Aさん」という人は、いろんな要素でできています。でも、声をあげ、活動をはじめたとたん、周囲は「ゲイのAさん」としか扱わなくなるでしょう。

>「フラットな存在でありたいんです。そう思いすぎることがまた、とらわれているということなのかもしれませんが」

 

うんうんうんうん。(共感しかできない)

確かにTwitterとかでもホモのしゃむみたいなアイデンティティをホモのバイアスでかけてみている人いますいます。わかりますわ~って思いましたし、私はそれだけで構成されている人間ではないからもっとフラットに見てほしいと思ってしまうのもわかります。

 

「…(中略)ちょっと違うかもしれませんが、セクハラでも『どうせ言っても無理』とあきらめている女性っていますよね。言っても無駄だし、余計面倒なことになってしまうから、結局黙っているのが一番良い、という。損得勘定ですよね」

 

会社でもわざわざオープンにしなくてもいいかな、っていうのはここに起因してるなと思った一つのファクターです。

理解しろとは言わんけど言ったら言ったで説明するの怠いし言う必要ないか~。となっているのです。ただ、仕草が女性的なので、ネタでそっちの趣味なん?って聞かれることもしばしば。

以前見かけた人の言葉をここで使わせてもらおう。

私からしたら趣味じゃなくて本業だよ!!!!!!

 

  • 絶望の正体

>Aさんは、最近話題になったテレビドラマの話もしてくれました。

>「結婚」をめぐり、悩んだりぶつかったりするゲイのカップルが、出てきます。

>過剰にデフォルメした「おネエ」ではなく、ごく普通の青年として描かれています。

 

隣の芝生は青く見える、(となしば)ですかね?見たことないけど

見てみたい機運の高まりは感じております。

 

>「でも、当事者の思いをすくいとっているようで、ちょっと違うというか。僕らは抱えている闇が深すぎて。同性婚とか表面的なものでは解決しなくて……。例えば同性婚が認められたとして、『男女の結婚』と『同性婚』は別物なんだろうな、と思うんです。『カニ』と『カニかま』みたいな。LGBT団体は『カニかまでも進歩。もらいたい』と言うだろうけど、僕は『カニかまじゃん! 結局普通じゃないじゃん!』と思っちゃう」

>当事者の間でも、いろんな意見があります。

>私はたくさんのゲイの人たちに会ってきましたが、それぞれ意見が違います。
>マジョリティは「めんどうくさいなあ」と言うかもしれませんが、もともと「男性のことが好きな男性」が共通点というだけで、性格も生活環境も、すべてバラバラな人たちです。

 

この上記のセリフは考えが違っていました。

私は同性婚が合法化することで不貞に対する罰則がつくことで、ゲイの世界の性の乱れた実情がどうにかなって平穏になるのでは、と期待を抱いていたのですが、浅慮だと気づかされた一瞬です。(書いてて如何に具体性がないのか気づきました。)

 

子供を作ることもできないから婚姻制度が作られただけで、男女の結婚を単純に模倣しただけだから結局普通じゃない。上記の暗喩を使うなら私はカニかまでも貰おうとしている立場であることに気づきました。後は、カニとカニかまっていう違いがあるということもこの時改めて気づかされました。

 

以下のト書きにもありますが、当事者間に様々な意見がありますし、ノンケの皆様はめんどくさいなあ。って思うんですが、ノンケの人たちだってある一つのテーマについて話し合うときに意見が十人十色になるでしょうから、それと似たようなことだと思います。

私が上記でTwitterで人に言った「ただ同性が好きなだけ、それ以外は人間」に通じるところがあると思います。

 

>「僕はまだ、これくらいで止まっていますけど、絶望が進化した人は、ゲイを嫌いはじめるんですよ。自分がゲイであることを棚に上げて、2丁目に出入りする人とかを、まるで自分が一般人であるようなスタンスで『嫌いだ』と。本当は同性愛者だから、ゲイコミュニティに行きたいのに、心をつぶされすぎて、ゲイに冷たい視線を送る。そういうアンビバレントなものを抱えるゲイに何人も会ったことがあります」

 

はい、出ました。私の辞書に最近記載されました、アンビバレントです。

このセリフ見たときに、「僕じゃん…」ってなってました。

2丁目や発展場にバリバリ行きこなしているゲイの人とはなんとなくソリが合わないな、と感じていました。むしろ苦手なレベルでした。私と世界が違いすぎて、話が合わないのです。そして気づきます。

 

私のソウルジェムはとっくの昔にグリーフシードになっていたみたいです。

(※魔法少女まどか☆マギカ見てね!)

 

ここでいうアンビバレントって

・自身が同性愛者だからゲイコミュニティに行きたい。

・心を潰されすぎて、ゲイを嫌悪し出す。

この2つが相反しているという表現ですね。

 

私の性質を端的に現わしているアンビバレントなゲイという言葉をタイトルに使ったというわけです。(アンビバレントは形容詞だから名詞にしたよ!)

 

>「もしかしたら、『あきらめている』と言いながら、何周も何周も何周もまわって、深層では、『男女』『普通』にあこがれて、渇望しているのかもしれません。でも絶対にひっくり返せない。そこに絶望している」

>抱える絶望は、ふたつ。

 

>分かってもらえない世間に。
>「普通」に生まれなかった自分に。

>「うん、それはもう、一生、死ぬまで続くと思います」

 

この最後の文章で胸を打たれました。もうなんて表現したらいいのかわからないです。

当時読んだ時、泣きそうになって、離席してタバコ吸いに行って…メンタルリセットしないといけないレベルの衝撃でした。

 

普通という枠にハマって生きようとするのってエネルギーのいる作業なんですよね。

私は通称ホモフラージュと名付けてますが(笑)

死ぬまでこの絶望は付き纏うのかな、と思うと

「一発転生ガチャやっちゃうか!」という感じで勢いで命を絶ちかねません。

 

 

抱える絶望は、ふたつ。

分かってもらえない世間に。

「普通」に生まれなかった自分に。

 

重たい…重たすぎるよ…

ただ私のゲイに対する考え方がモヤモヤと渦巻いていたので、このAさんが上手く文章化して頂いたことで少し整理がつけられたかな、と思ってます。

 

私も、現時点では「ゲイでよかったなあ!」と思ったことはないですし、なれるなら普通で生まれたかった。と思っています。

別に結婚したい、子供が欲しいとは思っていませんが。(理由があるのでそれはいずれ別の記事で。)

 

というわけで、

長文になりすぎてしまったので、ブツ切りになりますがブログタイトルの由来についても語れたのでまた次回。

 

ありがとうございました。